中途半端な値段設定が売れない原因となっている!
こんばんは
今日は暖かかったですね
寒暖差が激しいので
皆さんも体調管理に気をつけてくださいね^^
今日のはブログは
「価格設定」についてです。
最近「価格設定」の仕方が
変わってきているということはご存知でしょうか?
以前は月にいくら欲しいか?
から逆算して考える方法でしたが
最近の傾向としては
その方法では売れなくなりつつあります。
近年「格差」という言葉が
いろいろなところで聞くようになりました。
健康格差
教育格差
情報格差など。
この格差から
取り残されてしまう人は
今後ビジネスをしていくことが
難しくなります。
その中でも今日は
「収入の格差」についてお話しします。
2017年1月に
NGOオックスファム(貧困者救済機関)は
下位36億人分の資産額と
世界の大富豪8人の資産額が
なんと同じであるという
報告書を作成したと言われています。
これだけ富の偏りが
起こっていると言うことです
いい悪いは別として
裏を返せばこれからも格差は
広がっていくということです。
ある一つの例をご紹介します。
ある甘味処では
1皿3000円の超高級かき氷
「別格シリーズ」が
毎年400杯以上売れています。
一般的なかき氷は
せいぜい300円〜500円。
6倍〜10倍もの値付けをしているのは
素材にこだわっているというのもあるが
・・・実はそれだけではない。
前代未聞の3000円のかき氷を
一口味わいたい!!!
と願う顧客が全国から
集まるようになったそうです。
特に店舗型のお店では
1割〜2割の値上げ自体難しいと
言われている。
値上げをすれば今までいた
お客様の足が遠のいてしまうからです。
しかし、同じ価格引き上げでも
1〜2割ではなく10割となると
話は別になります。
とんでもない値付けの裏側には
付加価値を確認しようと
全く新しい顧客が一気に
流入して来る可能性があるのです。
1〜2割の微々たるものではなく
あえて10割にすることで
新規顧客をいれることが可能なのです。
今の時代は中途半端ではなく
極端に効果にして
消費者を唸らせる不可価値を
与えた方が結果的に利益が
上がると言うこともあるのです。
ではもう一つの例です。
あるレンタカー屋さんの話。
電車の発達により
車を持たない人(富裕層)も
随分と増えてきました。
高級旅館に泊まる
富裕層は今まではマイカーを
持っているのが当たり前でしたが
上記の理由で
マイカーではなくレンタカーを
借りるようになっています。
ただここで問題があります。
高級旅館に泊まるのに
安い車・・・ちょっと勿体無いですよね。
そこにビジネスチャンスが
あると気づいたレンタカー屋さんは
あえて高級車だけを扱い
1回20万〜30万円で
貸し出しを始めたのです。
これが富裕層にヒットし
じわじわと高級レンタカー屋さんが
増えてくると言われています。
このように収入格差だからこその
「値段の付け方」があるのです。
価格を決めるときには
なんとなく・・・つけるのではなく
きちんとした戦略をもつことが
今後は問われて来るのではないかな
と思っております。
近日、11月の個別相談会を募集しますが
値段を上げることや
値段の付け方に迷われている方は
ぜひ相談に来てくださいね。
特に下請け起業家さんは
ぜひこの機に薄利多売から
ぜひ抜け出して欲しいです。
ではまた^^