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SNSで「いいね!」を撮りたい起業家さんへ 一眼レフ、コンパクトデジタルカメラを使ったマニュアル撮影

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SNSで「いいね!」を撮りたい起業家さんへ
一眼レフ、コンパクトデジタルカメラを使ったマニュアル撮影

 

綺麗な写真が撮りたい!と思い、
意を決してカメラを買ったものの・・・
「全然使いこなせない!!!」
と感じている方たくさんいらっしゃるのではないでしょうか?

せっかく買ったのに、
Tvモード(絞り優先モード)や、SSモード(シャッタースピード優先モード)を使って
カメラ任せの撮影ではなかなか思い描く写真は撮れません。

全て自分で設定するマニュアルモード(Mモード)が使いこなせれば
絶対に自分が良い!!!と思える写真が撮れます。
マニュアルモードを使っていない方は、
ぜひこの機に覚えてみてくださいね。

 

念のためTvモード、SSモード、Mモードの違いを記載しておきます。

Tvモード、SSモードのちがい

Tvモードは明るさとシャッターを押す速さはカメラが決める代わりに、
ボケ感を撮影者が自由に変えられるというものです。

SSモードは明るさとボケ感はカメラが決める代わりに、
シャッターを押すスピードを撮影者が自由に決められるというものです。

 

ISO(明るさ) SS(速さ) F値(ボケ)
Tvモード
(Aモード)
自動 自動 手動
SSモード 自動 手動 自動
Mモード 手動 手動 手動

 

とっても簡単!覚えるべきものはたったの3つ

 

  • ISO感度
  • シャッタースピード
  • F値

一番最初は絶対にISO感度から設定しよう

 

ISO感度とは明るさに関係します。
ISO100が最も暗く、数値が大きくなるにつれて明るくなります。
ですがISO感度は数字が大きくなればなるほど、ノイズが入ってきます。
簡単にいえば画質が悪くなるということです。

とはいうものの・・・

SNSに載せるだけならドンドン上げてOK!

SNSにのせるだけでしたら、
全然大きな値での撮影でも問題ありません!!!!

ポスターなど写真を大きく引き伸ばさなければならない場合は
できる限りISOは小さくしたほうがいいですが、
SNSに載せるちっちゃな写真では

何度も言いますが、
全くもって問題ありません!

なので暗い場所であればどんどんあげちゃいましょう。

 

 

大まかな目安
ISO感度100~400・・・屋外の明るい場所や室内でも日当たりが良い場所。
ノイズを載せたくない場合(人物の肌など)に使用します。
ISO感度400~3200・・・室内でも日差しが入ってこない場所や、屋外でも日陰など、
明るさがちょっと足りない場合に使用します。
ISO感度3200~・・・ライブハウスや、薄暗いカフェなどの暗い場所。

 

 

次に設定するのは・・・状況次第!

 

例えばあなたが犬の写真を撮りたい!などの
早いものを撮りたいと思うのでしたらまずはSS(シャッタースピード)を設定します。
いやいや、後ろがボケた人物の写真が撮りたい!など
ボカした写真が撮りたいと思うのでしたらまずはF値の設定をします。

速さを重視するか、ボケ感を重視するかは
あなたの撮りたいイメージによります。

 

こんな写真を撮りたいのならシャッタースピードに注目!

 

 

 

まず動きのあるものを撮影する場合は、
ゆっくり撮りたいのか、はやく撮りたいのかを決めます。

 

シャッタースピード数字は小さければ小さいほど、
シャッターが開いている時間が短いためブレずに止まった写真が撮れます。

 

 

(シャッタースピードが早い)     (シャッタースピードが遅い)

 

この時に気をつけなくてはならないのが

ポイント!!

シャッタースピード速いということは(数字が小さい=1000分の1など)
シャッターの開いている時間が短い光を取り込む時間が短い暗い写真

シャッタースピードが遅いということは(数字が大きい=2分の1など)
=シャッターの開いている時間が長い=光を取り込む時間が長い明るい写真

そして!
シャッターが開いている時間が長い場合は手ブレをしやすいということです。
(普通の止まった人の写真であれば私はSS125ぐらいで撮影しております)

 

右のような絹のような写真を撮る場合は
手ブレをすると綺麗に写らないため、絶対に三脚が必要です。
理科の教科書にある丸い天体の写真も同じです。ブレたら終了です。

 

こんな写真が撮りたいのならF値に注目!

 

 

F値はボケ感に影響してきます。(明るさも。)
左の写真のようにボケた写真が撮りたい場合は、F値を小さくし
右の写真のように全体を主役にしたボケない写真が撮りたい場合は、F値を大きくします。

ポイント!!
カメラと被写体の距離が近く被写体と背景の距離が遠いほどボケ感は強くなり、
カメラと被写体の距離が遠く被写体と背景の距離が近いほどホケ感は弱くなります。

 

ボケた綺麗な写真をとりたい場合は、
F値を小さくし、カメラと被写体の距離は短く、被写体と背景は遠くにするべし!

 

左がF2.8で右がF16

 

ただしF値が小さければ小さいほど明るい写真になり
F値が大きければ大きいほどくらい写真になるので要注意です。

 

そしてもう一つ気をつけたいのが、被写体深度!
簡単に言うと被写体の距離です。

 

図を見てもらえればわかるように
F値が例えば4だとしたら前から2つ目のピンクのお花だけにピントが当たり周りはボケます。
F16だと、一番前のお花から後ろから2つ目までにピントが当たり一番後ろはボケます。

 

ポイント!
集合写真(複数人の撮影)では列が多ければ多いほどF値を大きくしなければピントが合わない人が出てきてしまう!ということです。(F8から試してみましょう)

そのため家族写真などは横一列に並んでもらうといいですよ。
ウエディングなどの横一列になれない場合はF8から試して必ず画面で撮った写真を確認しましょう。
ボケていたらF値を上げてボケない写真を撮りましょう。

 

最後にもう一度ISO感度で明るさを調節する!

 

ISOで始まり、ISOで終わる!これが鉄則です。
明るさを変えて、イメージにあった写真にするために
F値もしくはSSを調節し、最後にもう一度明るさを調節します。

 

これがわかれば、あなたもマニュアルマスター!

 

ISO感度 明暗 画質
値が小さい
(100)
暗い 良い
大きい 明るい 悪い

 

SS(シャッタースピード) 明暗 速さ 手ブレ
値が小さい
(1000分の1など)
暗い 止まって見える しない
大きい
(2分の1など)
明るい 動いて見える しやすい

 

F値(ボケ) 明暗 ボケ 深度
値が小さい 明るい ボケやすい ピントの幅が狭い
大きい 暗い ボケにくい 広い

 

 

ぜひ挑戦して見てくださいね\( ˆoˆ )/

 

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