【実体験】今でも涙が止まらなくなる思い出はありますか?

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私は現在26歳で
8月3日で27歳になります。

世間的には、
「若いのにすごいよね」と言われたり、

同世代の友達からは
「なんでそんなに頑張れるの?」
と言われます。

 

私は自分では自分のこと
凄いとも思わないし、
頑張っているとも思っていません。

 

なんなら起業して1年たったのに
まだまだひよっこ、
いや卵な状態に
焦りを感じています。

 

なぜ私が
こんなにも「起業」や「門下生」に
一生懸命になれるのか?

 

それには

起業という生き方を世間に浸透させ
若者の自殺率を減らすとともに、
若者に希望や夢を与えたい

 

というのもありますが、

 

門下生が自分のように
時間やお金を選択できる人生を
歩んで欲しいというのもあります。

 

なぜ門下生をこんな風に思えるのか?

それには看護師時代に
ある大きな経験をしたからです。

 

 

ある日私は、
5歳ぐらいの男の子の担当になりました。

 

顔は忘れてしまいましたが
その子の存在は今でも覚えています。

 

骨折と言う名の「虐待」で
入院してきた男の子。

 

いつもは口が悪くて
「あっちいけよ!」
「もう来るな!」

と言う割には、突然
「行かないで」
「いつきてくれるの?」

と甘えて来る男の子でした。

 

あの時は、口が悪い子だなぁ
よくわからない子だなぁ
正直扱いにくい子供の一人でした。

 

今考えれば
甘える人がいなくて
寂しかったんだろうなと思います。

まだ5歳。
ママが大好きな年頃です。

 

カルテを見ると、
日常的に再婚相手のパパから虐待があり、
お父さんの口癖が男の子に
移ったようでした。

 

お見舞いにはママがきます。
男の子はママが大好きでした。

 

一方でパパは
当然お見舞いには来ません。

 

ようやく骨折が治り、
やっと家に帰れるのかなと思った矢先

あるスーツの集団が来ました。
それは児童相談所の方々です。

 

当時、貧困だった男の子の両親は
退院してもまたお金に困り、
男の子のことを虐待してしまうだろう

 

とのことで、
退院後は児童相談所に行く予定と
されていたのです。

 

児童相談所の人が
「今日はお外に行けるんだよ!
新しい場所に連れて行ってあげるから
お支度してね!」

 

と行って男の子を連れ出そうとしました。

 

男の子は久しぶりの外に
楽しそうな場所に行ける喜びから

 

看護師の先輩と
児童相談所の方と
男の子3人でとても楽しそうに
病棟を後にしました。

 

今でも男の子が
私たちに満面の笑みで
手を振ってくれたことが

脳裏に焼きついています。

 

そして病棟に帰って来た先輩が
目に涙をためながら

 

黒いワゴンに乗った時に、

 

「男の子が何かを察知したんだよね
行きたくないと泣きわめいて
でもどうしようもなくて・・・

 

一生懸命ワゴンの中に
男の子を押し込んで来た・・・」

 

そう聞いた時に
私も涙が溢れてきました。

 

男の子とすれ違いで
ママが病棟に来て
荷物の整理をしていました。

ママにはすでにその話はいっており
泣きながら荷物を整理する姿に

胸が張り裂ける思いでした。

 

 

ママと男の子は
お互いに大好きだったのに

お金がないことで
こんなことになってしまうんだ。

 

お金さえあれば
もっと幸せだったかもしれない・・・

 

初めてそこでお金の怖さを知りました。

 

 

あの記憶は私の中に
もう何年も焼きついています。

 

お金がないことで
自由を選択することが出来ません。

貧困が原因で
大好きな家族と離れ離れになる姿を
もう2度と見たくありません。

 

人生お金じゃないといいますが
でもやっぱりお金は大事だと感じます。

 

 

こんな家族を増やさないためにも

まずは目の前の門下生が
自由を選択できる環境まで
なんとしてでも連れて行きたいのです。

 

8月3日に27歳になり
また新たなステージを迎えます。

 

私には叶えたい夢がある。
だから誰になんと言われたって
叶えてみせます。

 

あなたには何としてでも
叶えたい夢はありますか?

その夢はいつ実現させますか?

 

 

 

 

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